お取引先インタビュー
2025.10.24
東京メトロ浅草駅から徒歩6分、言問橋交差点近くに位置する「ちんや浅草本店」は、明治13年(1880年)創業のすき焼き店です。伝統の味を楽しめるだけでなく、落ち着いた雰囲気の個室も用意されており、家族連れや会食など幅広いシーンで利用できます。
店名の由来は何ですか?
もともとは犬(狆)を扱うブリーダーだったんです。 そのときの表号をそのまま使い続けているので、老舗のような雰囲気が出るんですよね。ただ、そのあたりの経緯は正直うやむやなところもあって、はっきりとした文献などは残っていません。「ちんやバー」というものもあったようなんですが、私自身も詳しくは知らず、ネットで見かけて初めて知ったくらいです。 「ちんや」という名前自体は、たぶんここだけだったと思います。


お店のこだわりやコンセプトを教えて下さい!
うちのコンセプトは「代々来てもらえるような店づくり」なんです。 実際に、三代、四代にわたって来てくださるお客様もいらっしゃいます。 法事などでは、なかなかうちのような店は選ばれにくいんですが、「昔、じいちゃんがよく来ていたから」と言って来てくださる方もいて本当にありがたいですね。 そうやって思い出と一緒に足を運んでいただけるのが嬉しいです。
最後に、生産者さんへのメッセージをお願いします!
いつもおいしいお米をありがとうございます。 農業をされている方は本当に大変だと思います。 両親も昔、趣味程度でやっていたんですが、それでも「休みなんてない」と言っていました。だからこそ、こうしておいしいお米を作り続けてくださっている事に改めて感謝の気持ちがあります。 ここに移転する前、本部の人間も含めて約10名で5〜6銘柄を試食しました。 山形のつや姫は特に粒の立ち方が美しく、噛むほどに甘みが感じられると皆で話していました。お米のおかわりは、これからも続けていきたいです。
取材後の感想
店内は和と洋が調和した落ち着いた雰囲気で、ゆったりと食事を楽しむことができました。厳選されたお肉はもちろん、全体の食材にもこだわりを感じられます。特に山形県産の卵(紅花)は鮮やかな橙色が印象的でした。甘めな割下は上品な味わいでお祝い事にもぴったりのお店です。
